日本や米国、ヨーロッパを眺めていると、いい事も悪い事もあります。それは南部アフリカのニュースを眺めていても同じです。楽しいニュースもあれば、お決まりの(?)汚職関連の話もあります。
ジンバブエの場合、自分の性格のせいかあのお爺ちゃんのせいかはわかりませんが、ついつい悪い話ばかりを追ってしまう傾向があるのですが、今回はいい話を取り上げてみます。
57人のネットワーク関連の役人がデータ保護に関するプログラムを終えた(意訳)
57 data protection officers graduate
https://www.herald.co.zw/57-data-protection-officers-graduate/
パソコンや携帯にあるデータは取られたくない、と皆さんも考えていらっしゃると思います。私たちの場合は、日本語を使っているので、日本語の怪しいメールや英語のメールを遮断できますが、英語圏となるとそう簡単にはいかない感じがします。そして、ジンバブエにも、デジタルデータを保護しなければならない、という流れが来たということでしょうか(この言い方は失礼かな)。ネットワークで世界中が繋がっている以上、どこの国の政府も情報が流出しないような措置を取るのは当然ですよね。ということで、このプログラムは、コロナの際に、N95のマスクを作っていた機関が提供していたようなのですが、
お役人さんがプログラムを受講していたってありますけど、皆さんちゃんと習ったないようを覚えて
もう一つの話題はスポーツの話になりますが、なぜかジンバブエのサッカーチームがボツワナに滞在しています。
私たちのチームは、ハラレに戻らない代わりに、(期日が来たら)試合に対して直接ザンビアへ行く。
Dynamos extend stay in bots
https://www.herald.co.zw/dynamos-extend-stay-in-bots/
DynamosというチームはCAFのチャンピオンズリーグの予備戦(ホーム&アウェイ形式)に参加しています。先日ザンビアのチーム(Zesco United)とボツワナのサッカー競技場で戦って勝利をおさめました。次戦の対戦場所はザンビアなのですが、Dynamosのスタッフとメンバーはジンバブエに戻らず、そのままボツワナにとどまる予定の模様です。試合日程が近づいたら南アに移動して、そこから飛行機でザンビアへ向かうようです。サッカーに詳しい人は、「ホーム&アウェイなのに、どうしてボツワナ?」と思われるかもしれません。答えは、「ジンバブエにCAF(アフリカのサッカー協会)の基準を満たすスタジアムがない」です。なんだそりゃ、と感じてしまいますが、シンプルにスポーツインフラに投じる予算が残念ながらほとんどないのでしょう。
Dynamosの皆さん、大変な状況ですが、ボツワナのお肉をたくさん食べて、Zescoとの対戦に挑んでください。