最後の更新から1ヶ月以上が経ってしまいました。
言い訳の「ルーター交換」についてですが、使用していたルーター(据え置き)が契約切れになったのと、その後に新しく購入した別会社のルーター(小型)が肝心な時に利用できないという状況になってしまい、ブログに繋がりそうな情報を調べることすらままなくなりました。X(旧ツイッター)すら繋がらないってどういう状況なのでしょうか。
というわけで、今後アフリカ大陸で留学・勤務をされる方は、ルーターを選ぶ際には地元の同僚や友人のアドバイスを受けることをお勧め致します。
いざという時に使えないルーターは、本当に使えないです。
さて、更新が停まった1ヶ月の間に、アフリカ南部でも、いろいろな事がおこりました。
南アフリカでは、ヨハネスブルグの電気の問題がひとまず落ち着いたと思っていたら、今度はこの大都市の水道インフラの修理に大規模な資金を投入しなければならない、というニュースがありました(R27 billion、日本円で約2300億円!)。そういえば先日、ヨハネスブルグのある宿に泊まったら、「断水する時間があるから気を付けてね」とオーナーかマネージャーに言われました。年末年始にヨハネスブルグへ行かれる方は、計画停電ならぬ計画断水の可能性を、頭の片隅に入れておいたほうがいいかもしれません。
ナミビアでは総選挙が行われ、開票作業の遅れは出ましたが、ナミビア独立後初の女性大統領が誕生しました。アフリカ大陸で見ると、確かタンザニアは大統領が女性だったと思いますが、南部アフリカに限定すれば、ほぼ間違えなく初の女性大統領になるはずです(私の記憶が間違っていなければ)。彼女のフルネームは長くてまだ覚えていませんが、おめでとうございます。実績が「 大統領に就任 」だけにならないように祈っています。
また国政選挙も同時に実施されて、政権与党のSWAPOがギリギリで単独過半数を維持することができました。ただ次の5年で何も結果を残せなければ、与党から野党への転落が見えてきました。この期間でSWAPOが国民のための仕事をするか、のん気に見守っていこうかなと思います。
さらに、来月で任期を終えるバイデン米国大統領がアンゴラを訪問しました。この訪問に合わせる形で、ザンビアとDRコンゴの大統領、タンザニアの副大統領がアンゴラを訪れて、今後の(協力)関係について話し合ったようです。中国が建設したタンザン鉄道に対抗する形で、アメリカはDRCからアンゴラへ繋がるLobito鉄道プロジェクトを推進する計画です。DRコンゴには銅とコバルトがあります。これらはクリーンエネルギーに必要な物質です。遅ればせながら(遅すぎかもですが)アメリカも進出するみたいですね。
さて、現状で採算が取れる鉱物資源がゴールドしかない我が国はどうすることやら。