本年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさんは年末年始はどのようにお過ごしになられたのでしょうか。
この数年、この時期に日本には戻っていなかったりします。
以前のブログ(https://mvt-southernafrica.com/2024/10/06/241006/)に書いた通り、この時期に航空運賃が高いというのもありますが、せっかく暖かい(正しくは暑い)時期にわざわざ寒い場所に行きたくない、というのが多分主な理由です。
アフリカ諸国と日本の関係で言えば、今年は大阪で万博が開催され、横浜でTICAD 9が行われます。
万博に関しては、ネガティブな報道が多くありますが、世界中の人たちが(万博に参加する)アフリカの国々への理解を深めるいい機会になるのかなと思っています。
TICADは、あの少しだけ脂ぎった(オブラート)顔が日本を代表することになるのかと思うと少し頭が痛いですが(かなりオブラート)、「 日本はアフリカ諸国をこれからも支援していくよ 」と世界中に宣伝できる絶好の機会なので、とあるアフリカの国に居るいち日本人としては、是非とも継続してほしいイベントです(TICAD 10で終わるのではないかという記事を以前みたので)。「アフリカにはポテンシャルがある!」と言われながら、日本人がアフリカに直接触れる機会がなくなってしまうのは寂しいですよね。
終わりに、これをのんびり書きながらXを見ていたら、とある方が、ガーナの金の違法採掘に関して、少々生ぬるいと思えるような発言をされていたので、少しだけ違法採掘の話をしようと思います。
根本的に違法採掘はその言葉通り「 違法 」です。
この採掘を止めれば、数百万人が路頭にさまようといった趣旨の発言も、人道的観点で見れば、理解できなくはないですが、それでも間違えなく「 違法 」です。そもそも同じ観点から眺めたとして、採掘をしている人たちが本当に「 適切な給料をもらえている 」とでも思っているのでしょうか。
これが私の考えなので、ガーナ政府は即刻不法採掘を止めるべきだと思っています、ただし、現実問題としてそれを実施する余裕が政府にはないのかな、とも思っています。
他にも違法(不法)採掘に関して言いたい事がいくつかあるのですが、この人への批判と解釈されたくないのでここで止めておきます。自分の足で情報を手に入れてくる事についてはリスペクトしているので(まあ経費でしょうけど)、そこは強調しておきたいと思います。
話が散らかってしまいましたが、もしアフリカ南部の国々に興味がございましたら、当ブログを時々チェックして頂けると嬉しいです。
改めて本年もどうぞよろしくお願いいたします。