
南アの話を始める前に、先日の8日、ナミビア初代大統領のSam Nujoma氏が亡くなりました。
享年95歳とのことで、マンデラ元南ア大統領並みに長生きされたのですね。
あなたが議長を務めたSWAPOに対して、今後は天国から叱咤激励をしてほしいです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
以前のブログで、FlySafairという航空会社が、会社の議決権に絡んで、運航が出来なくなるかもしれない、という事を書きました。どうやらひとまず結論が出たようです。
1年で海外(の個人や会社)が保有する株式を減らす事
https://africa.businessinsider.com/local/markets/south-africas-biggest-airline-gets-a-lifeline-but-has-a-year-to-comply-with-ownership/xrz3s0c
前回の調査の時点で、株式の保有率が問題になっているので、普通の結論だと思います。
ただし、気になるのが保有率の改善について、「1年」しか猶予期間がないことです。正直なところ当局がFlySafairに「3年」は少なくともその時間を与えると思ったのですが、ちょっと厳しい印象を受けました。既に会社側も交渉を始めていると思いますが、南ア国籍を持つ投資家向けに株を発行していく方向になるのではないでしょうか。海外の投資家が簡単に株を売却するとは思えないです(利益が出るから株を保持する)。
続いては、南アのサッカー。
先週末にプレミアリーグの首位攻防戦がプレトリア(だったはず)で行われ、Sundowns(1位)がPirates(2位)を4-1のスコアで粉砕しました。両チームともにCAFのチャンピオンズリーグの決勝トーナメントにしていますが、直接対決でここまで一方的な結果を見せられるとPirates側の私としては、非常に悔しいです。今シーズン中にもうひと試合あるのであれば、次はPiratesのホームになるので、今回のリベンジを是非してほしいです。
最後は、Zama zama(illegal mining)の話題。
Stilfonteinでの取り締まりが世界中に広く知られる事となりましたが、この場所でのミッションが先月終わりました。
しかしながら、zama zamaの取り締まりそのものは続いています。Roodepoortという場所で実施中なのですが、作業員(この場合取り締まりをする側)の安全を考えて、救助活動を停止したとのことです。
何人鉱山の中に入っているかわかりませんが、作業員の安全を考えるのであればあの時と同様、兵糧攻めにすればいいのではないでしょうか。
というか、illegal minerの人権を訴える人たちは、どうして彼らを連れてきた人間(分かりやすく言えば、悪の張本人)を逮捕しろ、って言わないのでしょうかね? と問題提起して終わりにしたいと思います。