ボツワナのサッカー(2024/25シーズン終了)の話


前々回くらいのブログで南アのサッカーの話をしたので、今回はボツワナのサッカーについて書きたいと思います。こちらこそ誰得な話題ではありますが(苦笑)

ボツワナにも日本で言うJ1に相当するリーグ(プレミアリーグ)とカップ戦(Orange Cup)があります。サッカーの実力派アフリカ大陸でみてもあまり強くないですが(今年のAFCONに久しぶりに出場できますが)、国内では人気にスポーツだと考えています。

そんなボツワナのサッカーですが、今年は首都ハボロネを拠点とするGUことGaborone Unitedが3年ぶりにプレミアリーグを制覇しました。おめでとうございます。2位以下は、Tafic, Sua Flamingoes と続き、強豪のJwaneng Galaxyが4位、そしてRollersがまさかの6位フィニッシュとなりました。一時期、上位3チームが勝ち点で並ぶという手に汗握る展開を迎えたのですが、最後はGUが頭一つ抜けて優勝をはたしました。正直に言うと、GUの優勝よりも、中~下位チームの常連のTaficとFlamingoesがトップスリーでゴールインしたという事に驚いています。来期もこの勢いのままに行けるかちょっと楽しみにしています。余談ですが、私の応援しているチームは、一時期降格の危機がせまっていましたが、無事に残留することが出来ました。

カップ戦は、トーナメント形式で行われ、決勝戦は先に書いたGalaxyとOrapa Unitedのダイヤモンド鉱山町同士の対決となりました。Orapaはカップ戦の連覇がかかっていたのですが(私の記憶が確かなら)、今回はJwanengのほうに軍配が上がりました(2-1で勝利)。おめでとうございます。
今回のカップ戦で注目したいのは、UB Hawksという下部リーグに所属するチームが準決勝までコマを進めたという点です。日本で例えればJ2に相当するリーグに属しているチームが、J1のチームを倒して勝ち上がった、とイメージしていただければ良いのかなと思います。まったくのノーマークだったので、Hawksの躍進もまた驚きでした。

次の3年は、オンラインギャンブルで有名な「Betway」がボツワナサッカーリーグと提携することが内定していて、リーグのさらなる飛躍が期待できます。もし、ボツワナのサッカーの試合を生で見る機会が出来た時には、ぜひスタジアムでご覧になってみてください。
ただしその際には、スリや暴力などの犯罪行為に合わないよう、どうぞご注意ください