本当は「始まりました」で書きたかったのですが(苦笑)、ドタバタしているうちにあっという間に終わっていました。参加された方々は、楽しい時間をすごされたのでしょうか。Xでアフリカクラスターのポストを見ていると、若い世代の参加が多々あったみたいなので、近い将来、キャリアの中にアフリカを考える人たちが多数出てくるかもしれないですね。まあ、アフリカという大陸に、多大な期待はしないでほしいと老婆心ながら思っていますが(苦笑)。とりあえず、予想していた通り、次回の「10」は日本ではなくアフリカのどこかで開催されることが決まったようです。次回開催の時には、私はどこにいるのですかね(苦笑)。南極とアメリカ大陸にはいないかな。もしアフリカ大陸のどこかにいたら、参加してみたいですね。今からお金を貯めますか。
さて、前回の「8」に関する記事があったので、紹介しておきたいと思います。
日本からアフリカへの資金投入 3年間で300億ドル規模を上回る
去年までの3年間で(中略)民間企業による直接投資がおよそ260億ドル、ODA=政府開発援助など公的資金が100億ドル余りとなり、官民でおよそ367億ドル(以下略)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250819/k10014897101000.html
というわけで、日本としては3年間で約5.5兆円をアフリカに投入していた模様です。記事が正しければ、日本国(政府)が投資したのはそのうち約1.5兆円で、年ごとに見れば毎年5000億円程度の投資をしていたようです。ただ、「1ヶ国の平均で」考えれば、毎年ざっと100億円に届くか届かないくらいなので、これでは物足りないなと感じてしまいます。「アフリカはアフリカ」と1つのものと考えてしまいがちですが、TICADに参加されて初めてアフリカに興味を持たれた方は、「アフリカには54ヶ国ある」という事だけでも覚えていてほしいです。
アフリカにお金を投資するという事に関して、「また国民の税金を無駄にして」という声が聞こえてきそうですが、これはその通りだと思っています。ただでさえ、日本国民が政府に税金を取られているのにそれを適切に還元されていない、給料が全然上がらない、自分たちが使えるお金が限られているのに海外にお金をバラまくなんて冗談じゃない、という気持ちになりますよね。
私たち国民の信頼を取り戻せれば、少しくらい海外にお金を出したって許してくれる人も多くなると思いますよ。