2010年にサッカーW杯が南アで開催されました。
それに伴って、ORタンボ空港から「Gautrain」という電車が誕生しました。当初は空港とサントン間のみの路線でしたが(記憶が正しければ)、現在は空港から電車でヨハネスブルグCBDのやや南側やプレトリアまで行けるようになりました。Gautrainの延伸計画も確かありましたよね(最近の動向は追っていませんが)。
今回は、旅行にはかかせない、南アの交通インフラにかかわる話をしたいと思います。
1つ目は、先日のSONA(State of National Address)でラマポーサ大統領が、「高速新幹線を南アに作る」と発言したようです。
High-speed bullet train still coming for South Africa, Ramaphosa promises
重要と思われる3つのポイント(以下)
ヨハネスブルグ―ムシーナ間、ヨハネスブルグ―ダーバン間に高速鉄道を造りたい
https://businesstech.co.za/news/government/850859/high-speed-bullet-train-still-coming-for-south-africa-ramaphosa-promises/
約30社が(このプロジェクトに)興味を示している
2030年に開通を見込んでいる
ヨハネスブルグ―ダーバン間に高速鉄道を造るというのは理解できるのですが(ダーバンは観光客も多い)、ヨハネスブルグ―ムシーナ間を造る理由がよくわかりません。ムシーナという町は、ジンバブエ国境に近いところにあって、ジンバブエから南アに不法入国する際に、目標となる町になっています。つまり、多くの不法移民がその町に潜んでいる可能性が高い、ということです。仮に高速鉄道を建設したとして、ムシーナの駅に〇〇者が多く溢れて、利用しづらくなるのが想像できるのですが、そのあたりは大丈夫なのですかね。Gautrainみたいに、駅前にセキュリティを置いて対応できるのであればいいのですが。
鉄道の建設に関しては、「あの国の鉄道会社が請け負って、運航開始前からだめだめな結果になる」のが見えています。インドネシアの高速鉄道がいい例かと。ヨーロッパ系の鉄道会社が設計をできるかにかかっているでしょうね。まあ、高いお金を払ってまで早く現地に着きたい南ア国民がどれだけいるのか、全然わからないのですけどね。
もう1つは、ワイン好きの方々には朗報かもしれません。
Millionaire hotspot closer to getting its own international airport in South Africa
(端的に)建設は2026年開始で、28年に開業予定
https://businesstech.co.za/news/lifestyle/841877/millionaire-hotspot-closer-to-getting-its-own-international-airport-in-south-africa/
Cape Winelands Airportプロジェクトが環境認可を得て、今年から建設がスタートとなりそうです。
空港予定地はかなり良さそうな場所です。旅行者に人気のあるケープタウン、ワインで有名なステルンボッシュ、及び新たなワインの産地になりつつある(個人の主観です)パール、からほぼ同じような距離にあり、ほぼオーバーツーリズム状態にあると言われているケープタウンを避けるにはもってこいの場所でしょう。この地域はケープタウンからの日帰りツアーが有名(特にワイナリーツアー)ですが、この新しい空港が出来たあかつきには、「逆」日帰りツアーが成立しそうですね、そして新空港周辺で新たな雇用が生まれそうで、南アの高い失業率の改善に一役買ってくれると期待しています。



