今回は、滞在していた時に時々土日と月~金の区別があまりなかった(良い意味で)、ボツワナの話題に触れたいと思います。私が仕事場で感じたのは、日本と比べて随分ゆるい空気でした。そのおかげで、いろいろ苦労をしています。もっと真剣に仕事をしておけばよかったです。まあ、その国の環境に適応できるのも日本人の特徴だと思っています(この場合、ただの言い訳に使っています)。
通称サル痘と言われるエムポックス、ボツワナで入国時にこれに関する検査が始まっていました。
南アフリカで先月、Mpoxによってお亡くなりになった方が出た(英語の意訳)
Botswana begins mpox screening at entry points
https://www.voanews.com/a/botswana-begins-mpox-screening-at-entry-points/7750701.html
ボツワナに限らず、この病気に関しては国境での検査というのはあまり意味がないような気がしています。
理由は、
(1)Mpoxは潜伏期間がそれなりに長かった気がするから
(2)体温は測定できるとしても(Covid-19の影響で測定器は残っているはず)、他の症状を質問したところで嘘を
言われてしまえば意味がないから
の2点に尽きます。
この件に関しては、情報をちゃんと入手して正しく恐れておけば(パニックにならないで、という意味)、ある程度は感染を回避できるのかなと考えています。
いずれにしても、ボツワナへ訪問される方、体調をきちんと整えたうえで渡航されるのをお勧めします。
続いては、ボツワナ国営の航空会社に関するお話。
・エアーボツワナ(Air Botswana)はその運航を、ナミビアと南アフリカへ拡張する
Air Botswana announces new routes
・新路線は例えば、ハボローネ-ダーバン、マウン―ケープタウン、マウン―ウインドフック
(英語の意訳)
https://www.sundaystandard.info/air-botswana-announces-new-routes/
何回か民営化の噂が流れたことのあるエアーボツワナ。COVIDの時は、周辺国の国営航空会社が苦戦する中、何とか生き延びました。客足が少しずつ戻り、もう一度国営の航空会社を何とかするぞ、と意気込んでいます。その意気込みと共に国内線だけでなく、首都のハボローネから南アのヨハネスブルグ、ケープタウン、ハラレ(ジンバブエ)など、少しずつ国際線を就航させていて、今回の発表となった模様です。
これまで、ボツワナへ観光に来る場合、首都のハボローネ、あるいはヨハネスブルグを経由しないと次の観光地へ行けないのが大きな悩みでした。しかし、この新拡張路線によって、ボツワナとその周辺国の観光地同士を結ぶ路線が誕生し、その結果利便性が確実に上がる事になります。就航時期は路線ごとに異なるようですが、来年からは、従来に比べて観光地を巡る旅が容易になるので、アフリカ南部で大自然や野生動物を楽しまれたい方は、ぜひボツワナへも足を運ばれてはいかがでしょうか。
ちょっとけだるそうなライオンがあなたをお待ちしている、かもしれません。