2024年もあとわずかになりました。

今年も日本やヨーロッパ、中東、アメリカ、と世界各国で実に様々な事が起こりました。もちろん「 世界各国 」の中には、南アやボツワナ、ナミビアにジンバブエなどといった、アフリカ南部の国々も含まれています。今回は、個人的に印象に残った話をゆるく書いていこうと思います。

印象に残ったと言えば、パリ五輪での陸上男子200mを挙げなければなりません。
ボツワナ代表のTebogoさんがこの種目でボツワナ史上初の金メダルを獲得しました。天国で彼のお母さまが喜んでいるのではないかと今でも思っています。ちなみにTebogoさんは、今年のワールドアスリートオブザイヤーに選ばれました。このアスリートオブザイヤーですが、短距離走で有名なウサイン・ボルト氏が過去に選ばれています。怪我さえしなければ、来年行われる東京での世界陸上に出場することになると思いますので、織田裕二さんと一緒に、Tebogoさんを応援しましょう。余談ですが、ボツワナといえば、世界第二位の大きさのダイヤモンドを産出しましたよね。あの大きさのダイヤが取れたのはかなりびっくりしました。おかげで、三桁のカラット数のダイヤモンドが他国で発見されても、あまり驚かなくなってしまいました(苦笑)。

あとは、アフリカ南部での政権交代とそれに関連した話でしょうか。
南アではANC単独政権が崩れて、連立政権を樹立する運びとなりました。ボツワナとモーリシャスでは、政権交代が起こりました。モーリシャスに関しては時の政権与党の獲得議席が「 ゼロ 」という冗談みたいな事態になりました。ちなみに、モザンビークでは、2ヶ月が経過した今も、選挙結果に対する抗議活動が起こっており、日本の外務省が新たな治安情報を出す状況になっています。今後数年でどのような状況に変わるのかは全く予想がつきませんが、確実に言えるのは、今回選挙が行われた国々の国民は、政府に相当の不満を抱えていた、という事だと思います。

他にも、エルニーニョ現象に基づく干ばつ、など印象に残った事はいくつかありますが、この2つを上回る印象ではない感じです。

というわけで、今年最後の投稿はいかがでしたでしょうか。
このような辺境のサイトをご覧いただき、ありがとうございました。
何回か更新が停まってしまいましたが、2025年はそのような事がないように、南部アフリカ諸国の今を引き続き追っていきたいと思います。
それでは、どうぞよいお年をお迎えください。