このところAFCONの話ばかりしていた気がするので、このサイトらしさを取り戻すべく、タイトルについての話をぽつぽつしようと思います。
ボツワナが絶体絶命の大ピンチです。理由はタイトルのとおり、天然ダイヤモンドの売れ行きがよろしくないからです。なぜ売れないかというと、価格の安い合成ダイヤモンドが出回るようになってしまい、天然のものが売れなくなっているのです。
Pricescope(https://www.pricescope.com/diamond-prices/diamond-prices-chart/#)というサイトによると、なんと直近の0.5-1カラットの天然ダイヤのお値段が、2008年1月のそれと比較して、約40%価格が下落しています。完全に合成ダイヤが原因ですね、本当に(以下略)。
ただ、よく見てみると、天然ダイヤの値段は2022年Q2くらいから下降傾向にあったようです(この時期くらいから合成ダイヤの話をちらほら聞いた記憶があります)。ただしこの傾向が始まった時点でも、大きめのサイズのダイヤはまだプラス(2008年1月比)だったのですが、2024年Q3には全サイズのダイヤがマイナスとなっていたようです。これではいくら政権を奪取したとはいえ、UDC政府は何もやりようがない、何もできないですよね。不幸だ。
というわけで、ダイヤモンドが国内に大量に保管されているようです。
Africa’s top jewel producer Botswana struggles to sell diamonds amid 85% oversupply
The country’s diamond inventory reached 12 million carats in December 2025, greatly exceeding the allowable level of 6.5 million carats.
https://africa.businessinsider.com/local/markets/africas-top-jewel-producer-botswana-struggles-to-sell-diamonds-amid-85-oversupply/zm85nw9
6.5百万カラットをはるかに超えた12百万カラットのダイヤモンドがボツワナ国内にあるようです。
さすがにこの量を、通常のオークションだけではさばき切れないはずです。価格を下げて売りたいけれど、その分の利益が少なくなるし、一方で適正な価格を出しても買い手がつかない(つきにくい)。とはいえ、ダイヤモンドを所持する量にも限界があります(倉庫に荷物が一杯になったらどうするの、ということです)。
というわけで、例えばオークション以外の手段を使って、普段からダイヤを買うバイヤー以外の人たちに購入してもらうしかないような気がします。あとはボツワナの法律がその手段を許すかどうか、になってくるのかなと思います。大統領は憲法改正に躍起になっていますが、そんな暇があったらだぶついたダイヤモンドをどうやってさばくか、というのを真剣に考えてほしいものです。


