先週の話になりますが、とある国の大使館で清き(?)一票を投じてきました。
大使館の担当の方、通常業務でお忙しいところ、お時間をいただきありがとうございました。
無事に国民の権利を行使することができました。

在外投票だからといって、特に難しいことはありません。選挙人証と身分証明書を持参するだけです。あとは、投票用紙と封筒片手に、鉛筆で個人名や党名を記入するだけです。ただ、選挙人証を申請してから手元に届くまでに時間がかかった記憶があるので、海外駐在時に投票したい方は現地に着いてからすぐに申請することをお勧めします。

ちなみに、在外投票に関して言うと、ナミビアの国政選挙の場合はちょっと面白くて、各大使館(領事館も?)が投票結果をXにポストしていました。昨年のナミビアの選挙にちょっと関心があったので、たまたま情報を追っていたから知ることができたのですが(苦笑)。確かにこれなら、立会人が公正である限り、投票用紙を自国に送り返すことなく国外で投票ができます(輸送コストも多少は抑えられるはず?)。

余談になりますが、南アやボツワナの場合、投票そのものに関して言うと、投票用紙には×印などを書くだけで、日本のように候補者の名前などを書くことはないそうです。南アは比例代表制が主体です。各党それぞれに党のマークがあるので、投票用紙に党のマークを印刷してしまう事で、それを最大限に利用できますよね。あとは、識字率が低いというのも1つの理由かもしれないですね。

今回、アフリカの話とは関係ない話題をタイトルにしたのは、単純に「選挙に行こうよ」と言いたいからです。
今度の参議院選挙のことだけを言っているわけではありません。結局、日本の政治が変わってほしいと思ったら、投票することでしか、その意思を示せないのです。もちろんその結果、何も変わらない場合もありますが、政権が変わる事だってあるのです。例えば、昨年のボツワナ総選挙では、当時の政権与党が大敗北をして、与党から野党第三党にまで転落をしてしまいました(詳しくは自サイトで恐縮ですが https://mvt-southernafrica.com/2024/11/01/241101/)。これも多くの有権者が投票に行ったからだと思います。

なので、もしこの日記にたどり着いた方がいらっしゃったら、ぜひ投票に行ってください。
日本にいらっしゃるのであれば、大半の場合、投票会場までそんなに時間がかからないと思います。
海外からここへたどり着いた方は、そうですね、1日がかりの移動が必要なら、無理なさらなくてもいいかもしれません。私は往復で数時間かかりました。