10日以上も前になってしまいますが、経済面は役に立たないと時々言われる日経が、こんなニュースを出していました。
砂漠のレアアース、共同開発を ナミビア国際関係・貿易相
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD265P30W6A120C2000000/
ナミビアと言えば、ナミブ砂漠を思い浮かべる人がとても多いと思います。
実は、埋蔵量は別にして、多種多様な鉱物資源を採掘することが出来る国だったりします。ちなみに、「共同開発をしたい」とナミビア側の大臣が言っていたみたいですが、どこの国にも同じことを言っているはずなので、真に受けないほうがいいと思います。
これまで、ナミビアを鉱物資源という側面から見たことがないかと思うのですが、その理由はいたってシンプルで、「物理的に日本から遠い」、これに尽きてしまいます。例えば、銅や金といった資源もナミビアで採掘できますが、日本へ船で輸送する事を考えたら、南米のほうが近いので(もちろんこれまでの地の利はありますが)、どうしてもナミビアひいてはアフリカ大陸(マダガスカルは除きます)は、資源という側面から見ると、優先順位が下がってしまいます。
しかし、これが例外となる場合が2つほどあります。
1つは、日本へ資源を無理に持って行かなくてもいい場合。
2つは、鉱物資源がとても貴重かつ特定の国にその産出が偏っている場合。例えば、昨年から話題となっているDRコンゴのコバルト、南アフリカのプラチナ、がこれにあたります。今回のナミビアのレアアースに関しては、こちらに該当するといえます。
話が逸れてしまいましたが、採算が取れるのであれば(売却先はほぼ確定している)、日本企業がこのレアアース案件に入って安定的な供給を日本へしてほしいなと思っています。ついでに、他国(中国以外)のレアアース案件もちゃんと検討してほしいな、と思っています(例えばマラウィ、https://www.smh.com.au/business/companies/rigs-roll-as-lindian-eyes-even-bigger-rare-earths-future-in-malawi-20260211-p5o1gh.html)。南鳥島のレアアースに関しては、個人的には採算が取れるようになるまで今回の「ちきゅう」のような試掘を続けて、日本側が「あなたたちのレアアースはもういらないよ」と言える状態にしておくほうがよいと考えています。レアアースを売れなければ意味がないので、中国も涙を飲まざるを得ないでしょう。
というか、中国からの日本向けのレアアース輸出禁止、確かもう解除されていましたよね。

