日本では報道されないと思いますが(マニアック過ぎて)、このところ、フランスが興味深い動きをしています。
(記事タイトル)Angola makes French mandatory in elementary school
This small victory for the French-speaking world
https://www.lemonde.fr/en/le-monde-africa/article/2026/03/27/angola-makes-french-mandatory-in-elementary-school_6751871_124.html
先月末ですが、アンゴラが小学校高学年からフランス語を必修科目とすることになり、それの発表と同時に毛糸洗い専門のフランス大統領がアンゴラに行って一緒に祝福した、というお話です。アンゴラはポルトガル語圏なのでアフリカ大陸ではあまり使うところがなく(5ヶ国くらい)、ポルトガル語だけではなく英語か仏語のどちらかを選ぶのはありだと思います。ただ、よりにもよって仏語を必修にするとは。。。
まあ、DRCがすぐ横にあるので、理解はできるのですけれどね。とはいえ、この件はレモンド紙(仏の新聞社)が「小さな勝利」と書くくらい、しょっぱい話ではあります(フランスからみれば)。西アフリカで失ったものと比べたら、それは小さいに決まっていますね。
あとは、ニジェールに保有していたウラン鉱山が、ニジェール政府に接収されてしまって、何かのサミットのついでにボツワナにウランの件ですり寄ってきました(他にいい言葉が見当たらなくてごめんなさい)。
(記事タイトル)After losing a key uranium mine in Niger, France turns to Botswana for new mining deals as Europe scrambles for supply
https://africa.businessinsider.com/local/markets/after-losing-a-key-uranium-mine-in-niger-france-turns-to-botswana-for-new-mining/sh3z8b3
確かにボツワナにはウラン資源があります(どれだけの資源量があるかはわかりません)。ただウランに関しては、ナミビアの方が有名なのかな。しかし、中国・ロシアがナミビアウランの実権をほぼ握っている状態なので(私の記憶が確かなら)、今から進出するのは遅すぎると判断して、ボツワナに来たのでしょう。
フランスのウランを一手に握っている国営会社(Orano)は、ニジェールの優良な鉱山を持ち続けられると思って、新たなウランの探査の努力を怠っていたのでしょう。まさか、国の代表たる大統領が最悪に最悪の結果を重ねて、旧フランス植民地の国々から完全に蹴りだされる、なんて思いもよらなかったでしょうし。残念ながら、毛糸洗いしかできなかったか。。
まあ、フランスの現政権にとって失地挽回にはほど遠い内容ですが、少しでも結果を出さないといけないので、仕方がないところでしょうか。大統領は辛いさんですね。



