24時間経済にしたいボツワナ

経済がよろしくない状況が続いているボツワナですが、唐突に国内を24時間の経済にするのはどうだろう、という話が出てきました。

24-hour economy hinges on infrastructure, labour readiness

https://businessweekly.co.bw/news/24-hour-economy-hinges-on-infrastructure-labour-readiness

hinge on は「~次第である」という意味だそうです。ちょっと賢くなりました(苦笑)。
話が逸れましたが、インフラと就業準備性が整っているかが、ボツワナの24時間経済が上手くいくかを左右する、という内容です。

結論を言ってしまうと、「首都ですら人口30万人もいないのだから、インフラとか関係なしに、上手くいかないだろうな」というのが私の考えです(経済の素人ですが)。

この唐突感しかない話題が出てきたのには、当然理由があります。

The government has argued that a 24-hour economy could help create jobs, improve productivity and boost competitiveness

https://businessweekly.co.bw/news/24-hour-economy-hinges-on-infrastructure-labour-readiness

引用の英文でおわかりかと思いますが、「ボツワナ政府は雇用を創出したい」、これが全てです。
雇用を作り出して、少しでも政府の実績にしたい、これだけです。
もちろん、政府から企業への補助金的なものは出ません。でも、実績にしたいはずです。

そして、雇用一点突破の話なので、他の事が見えていないのが実情かなと思っています。
24時間営業になったところで生産性が改善するかは疑問です。例えば、客が来ないから、適当にショップを閉めて寝てしまう、といったことが普通に起きるでしょう。
もっと怖いのが、治安の悪化です。強盗などの対応をしている南アであればいざしらず、基本的に治安のよいボツワナ(それでも夜間は外出しないのをお薦めしますが)で、そのような対応をしているとは思えないのですよ。治安悪化の結果、セキュリティー(物理)にコストがかかります。
さらなる問題は、30万人に満たない人口のうち、どれだけの人間が、「いつでも」24時間経済をエンジョイできるのか、というところにあります。言い方を変えると、中間層は何人いるのですか、という話です。

というわけで、いつものようにぐだぐだ書いてみましたが、「せめて1手先を読んで、物事を決めてくれ」という流れな内容になってしまいました。まあ、飲みながら書いたらこんなものかもですね(苦笑)。