皆様おはこんばんにちは。
自称、日本人の中で、一番ボツワナに手厳しい一文字です(多分)。
今回は、そんな「Hakomono」はいらないし、そんな場所に作るなんて何を考えているの(政府は雇用しか考えていない)、というお話です。
Land ownership dispute stalls Zotus City project
https://guardiansun.co.bw/news/land-ownership-dispute-stalls-zotus-city-project/news
引用先の記事は読めないかもしれませんが、それよりも引用先タイトル下のイメージ図(Zotus City project model)をご覧ください。
ぱっと見ると、何やら現代的な建築物や構造物が広がっているだけでなく、昨今世界的な広がりを見せている自然エネルギー発電で電力を賄うなんてすごいな、という印象を受けるかと思います。さらに、何となくですがドバイの一角みたいな印象を受けませんか?
総じて、何となくかっこいいな、という感覚になった方が多いのではないでしょうか。
ただし、これZotus Cityを首都から650 kmも離れた人口2万人程度の村(周辺の村を含めても3万人に満たない)に建設したい、と言ったら、話が変わると思いませんか。
そもそも作ったところで、誰がこんな辺鄙な場所に住むのでしょうか。もちろん、日本みたいに新幹線はないですし(650 kmはざっくり東京―青森くらいの距離)、この距離を車で運転するしかないありません(長距離バスもあるにはありますが、本数がとても少ない)。一応、数年後の開業をめどに鉄道を敷設して走らせる予定の路線に、この村は含まれていたはずですが、そもそも旅客鉄道が国内にない時点で「お察し」でそれこそ、この鉄道を造ったとして、ボツワナの国鉄の赤字が増えるだけではないのでしょうか。
もちろん利点がないわけではなくて、近隣住民に継続的な雇用(例えばお店のレジ打ちアルバイト、建物の清掃員)が発生するでしょうし、ナミビアとビジネスをしている人は、こちらに移住するかもしれないです。
しかし、現状の国の財政は厳しく、ダイヤモンドの売れ行きが改善されない状態がしばらく続くことが容易に想像できる環境下で、これを実施する意味があるのでしょうか。相手企業が建設から管理まで全部引き受けてくれるとしても、赤字になったら当然しかるべき手続きを取って撤退しますよね。そして残ったものは(泣きたくなるので以下略)
はこものを作る事自体を、否定するつもりはありません。
ただ、建物を管理・維持するという考えがほとんど持ち合わせていないのに作ってどうするのよ、と思ってしまった次第です。



